全公演中止【桜井玲香】ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー 日本キャスト版season3』観劇のしおり
全公演中止決定が発表されました。残念です。
いつか、おなじキャストさんで観れるのを祈っております。
桜井玲香さんが2020年4月1日~5月31日 IHIステージアラウンド東京で上演されているミュージカル『 ウエスト・サイド・ストーリー 日本キャスト版のSeason3 』に出演されることが発表されました。
有名なミュージカルなので、一度は耳にしたことのある舞台だとおもいます。
でも、season3とはどういうこと? IHIステージアラウンド東京 って?東宝演劇部じゃないの?などなど
乃木坂46ファンから舞台に興味が膨らんだ観劇ビギナーにとっては、まだまだわからないことが多いので、調べてみました。
日本キャスト版のSeason3 とは
ミュージカル「ウエストサイドストーリー」は世界中で公演を重ねている超有名なミュージカル。
映画でもスピルバーグ監督のリメイク版が公開されていますので、何かしらの形でこの作品に触れたことがある人がほとんどだと思います。
ですのでネタバレ避けのためにもストーリー紹介は割愛しておきます。
今回のIHIステージアラウンド東京での上演は
ブロードウェイ・ミュージカルの来日版が8/19から10/27まで上演。
日本キャスト版として、
Season1が11/6~1/13
Season2が2/1~3/10
Season3が4/1~5/31
それぞれ違うキャストで上演されます。
今回桜井玲香さんの出演が発表されたのが、このSeason3なわけです。
現在Season1が絶賛上演中ですが、Season1から3へ物語が続いているのか?(1,2を観て無くても楽しめるのか?)
それとも同じ脚本を別々のキャストで上演するだけなのか?
これが気になって公式サイトやSeason1の観劇レポなどを読み漁ったのですが、答えが出ませんでした。
公式サイトやモデルプレスなどの情報サイトにも記載がなく、観劇レポには” 物語は続いていくのかな?”という曖昧な記述を見つけましたが、イマイチ判然としません。
ただ、もし物語が続編だったとしても全シーズン観るという人は少ないと思うので、Season3だけの観劇に支障があるような作りにはなっていないはず。
Season2開幕の頃には情報が出てきていると思いますが、心配な場合は映画版を見て物語を予習しておくと良いかもしれません。
キャストは?
桜井玲香さんの演じるマリアは物語の主人公のひとりでヒロイン。
劇団四季や宝塚歌劇団が繰り返し上演されてきましたが、毎回凄い方々が演じています。
そして今回は全シーズン ダブルキャストで豪華な演者さんが揃っています。
Season1:北乃きい、笹本玲奈
Season2:宮澤エマ、田村芽実
Season3:桜井玲香、伊原六花
乃木坂ファンは舞台に於いては過小評価しがちなところがあるので、
玲香ちゃん大抜擢!と思われそうですが
このメンバーの中でも玲香さんのキャリアは十分。
伊原六花さんは舞台初挑戦ですし、北乃きいさんもミュージカルは初挑戦です。
玲香さんの実績、実力、集客力をみればヒロイン抜擢に驚く必要はないと思います。
お馴染みの人達も
そしてSeason3で共演するキャストをみると、お馴染みの名前がちらほらあります。
トニー役の浦井健治さんと夢咲ねねさんは「笑う男」で衛藤美彩さんと共演。
木村達成さんは2020年に「四月は君の嘘」で生田絵梨花さんとの共演が決定しています。
有澤樟太郎さんは生駒里奈さんと「朗読劇 逃げるは恥だが役に立つ」と「トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~」で共演。
そして、コング桑田さんは玲香さんの現在上演中の「ダンス オブ ヴァンパイア」で共演の真っ最中!
コングさんのTwitterにはOFF状態の玲香さんが登場したりするので、ファンにはありがたい存在。
他にも、ソニンさんは生田絵梨花さんが 「モーツァルト(2018年)」 で演じたでコンスタンツェを2014年に演じていて、ミュージカルファンに比較されてたり。やついさんの相方の今立さんは和田まあやさんと「MASHIKAKU CONTE LIVE」で共演していたり。などなどニアミス的な接点は数多あります。
IHIステージアラウンド東京って
IHIステージアラウンド東京は豊洲に2017年にできた円形劇場。
青山円形劇場の中央のステージを客席が取り囲む形の真逆です。
中央にある客席がぐるりと廻って周囲を取り囲む360度にあるステージやスクリーンをみる事ができるというエンタメ性の高い劇場です。
通常の劇場では幕間に暗転して舞台上の場面転換していたものが、予め別のステージが用意されているので、そちらに客席が回転していく形で進行できる。というもの。
前後左右に4つのステージがあるので、かなり凝った舞台装置が用意されているんじゃないかと期待できます。
(実際にブロードウェイキャスト版の上演を見た人のレポによると、軒並み絶賛されています)
ただ、良いことばかりでもないようで…
段差(傾斜)が少なく、座高が低い人には見ずらいという感想も多くあります。
小柄な女性の前の席に大柄な人が座り、視界ゼロになってしまったという悲劇もチラホラ報告されています。
また、客席が回転するため、酔ってしまうひともいるようです。
中央の席の方が酔いづらいという報告もあったりしますが、酔いづらい席を指定できるとは思えません。乗り物酔いしやすい人は、予め酔い止め薬を飲んでおいた方が良さそうです。
あと、椅子座面は固め。これは好みがあるので、なんとも言えない。
周辺には
豊洲といってもIHIステージアラウンド東京のある場所は陸の孤島状態なので、周辺にはなにもありません。(ホテルJALシティ内にコンビニがあるくらい)
現地到着の前に必要なもの(酔い止め薬など)は用意しておいた方が良いと思います。
ただ近所の豊洲市場が一時期の混雑もだいぶ落ち着いて、無駄な行列に並ばなくても美味いお店に入れるようになってきていますので、余裕があれば市場で舌鼓。という楽しみがあります。
ライブビューイング&円盤化はあるか?
10月まで上演されていた来日キャスト版も、現在上演中のSeason1も、今のところ映像化の話はでてきていません。
どうやら「ウエストサイドストーリー」の版権は厳しいという噂は本当みたいで、過去にもミュージカル「ウェストサイドストーリー」の映像化はされていませんでした。
となると今回もライブビューイング、円盤化ともに無いと思っておいたほうが良さそうです。
こんな感じで、これから時間の経過とともに情報解禁されることもあると思いますが
現時点でわかる情報をざっとまとめてみました。
ついでにマメ情報ですが、来年のゴールデンウィーク5/2~5/5まで東京ビッグサイトでコミケが開催されるそうです。
この期間に観に行く予定の人は、豊洲と東京ビッグサイトは交通手段が重なりますので、ちょっとした混雑は覚悟しておく必要がありそうです。
コメント